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千葉 税理士 ブログ 細川 おすすめ
2021.02.10

ほんの少しの寂しさと

当事務所は創業支援のご依頼も比較的多いのですが、いざ初めて起業・創業をしてみると本当にわからないことだらけ。
税制はもちろんのこと、日々の経理の流れから諸々の届出や申請、お給料の計算方法などなど。

当事務所では、創業直後の経営者の不安や心配といった部分へのサポートは非常に重要と考えており、可能な限り税理士へのアクセスのハードルを下げ「わざわざ電話をするまでもない」ような些細なことまで聞いていただけるよう、LINE WORKSやchatworkなどのビジネスチャットを多用しています(使い方はLINEと一緒)。
するとその点功を奏し、関与後しばらく毎日のようにチャットを送ってくださるクライアント様も多く、相手方の不安や心配の解消はもちろんのこと、双方の関係構築にも資し非常に便利だと感じています。

しかしおおよその場合、創業後一定の期間を過ぎると連絡頻度がパタッと減るタイミングが訪れます。
税理士としての立場からすると、実はこれは大変嬉しいこと。
創業直後特有の心配や不安ごとがひとまず解消され、事業運営が軌道に乗り始めた証拠です。

ですがここだけのお話、これまで毎日のようにアクセスがあった方からの連絡が減り、少々の寂しさを感じる瞬間も実はあります。
そんなときは心の中で「よしよし、1stミッションクリア」とつぶやいたり、つぶやかなかったりするのです。
2021.02.03

税理士試験合格のためのポイントを私なりに

最近立て続けに税理士試験受験生の方からお問い合わせをいただいていて、おおまかな内容としてはズバリ「どうしたら合格できるか」。
内おひとりは十年選手とのことでしたが、この業界では決して珍しいことではなく、私の身の回りにもたくさんいます。まったく驚きはありませんし、ましてや恥ずかしいことでは絶対にありません。

長々と話をしても入らないと思い、受験のポイントとして私は都度こう回答することにしています。

◇ ルーティン化
「勉強する」という行為を「ご飯を食べる」「歯を磨く」「トイレに行く」と近しいレベルにまでルーティン化します。
税理士試験は合格まで平均で9年弱というデータもあり、陸上競技でいうならば短距離走ではなくマラソン。気合や根性に頼り続けると必然的に苦しくなってきます。
それであれば、勉強を習慣にし、環境にする。
税理士試験というマラソンを走り切るためには、私はそれが一番の近道だと思います。

◇ メンタルコントロール
目標はあくまで税理士試験の合格であり仙人になることではありません。9年間も嫌いなことをやり続けるのは私には不可能です。
よって、勉強を嫌いにならないための工夫も必要です。
例えば・・・
・体調を崩しているときや疲れているときは無理をせず、その時なりにできることだけをやる。
・気が乗らないときはやりたい科目やりたい箇所を優先する(苦手箇所の穴埋めは直前期でかまわない)。
・日常を犠牲にしすぎない(友だちや家族、恋人のことも大事にしてください)。
など。

以上はあくまで私なりの回答であり解答ではありませんが、ほんの少しでも参考になれば幸いです。
この記事を書いている2月は税理士試験までのちょうど折り返し地点。
会計事務所勤務の方は繁忙期にも差し掛かり忙殺される日々が続くかと思いますが、どうか無理をせず、頑張ってください。
この仕事、楽しいですから。
2021.01.25

税理士選びは優先順位が大事

「前の税理士はこんなことしてくれなかったよ」

クライアントにそう言われると嬉しいですしつい気分が良くなりかけてしまいますが、逆に「前の税理士は◯◯してくれたのに」を心の内に秘めているクライアントも中にはいるはず、その考えは常に頭の中にあえて置いています。
当然可能な限りの努力こそしますが、完璧な人間、完璧な会社が存在しないのと同様、完璧な税理士・会計事務所も存在しないと考えてよいと思います(もちろん私も含め)。

会計事務所側は事業プランを組む中で自分たちの組織に色付けを行います。これはやる、ここまでやる、こういった形でやる、しかしこれはやらない、と。
だからこそ、逆に会計事務所を選ぶ側も、大事にしたいことつまりニーズにそれぞれの優先順位があるはずです。それは外さず大事にして下さい。
一度紙に書き出してみるとよいかもしれませんね。価格ですか?税理士とのコミュニケーション頻度ですか?人間性や相性ですか?それとも…?

しかし個人的に、これらの要素にプライオリティを置くことは非常に危険だと思っています。

・ひたすら顧問料を安くしたい
・休日や営業時間外も対応可

今この業界は過度な人手不足。逆にいうと、優秀な人材は環境を選びます。
現状、これらを満たす「就労環境」に有能な方は身を置かないでしょう。
長時間労働低賃金、従業員の出入りは激しくスタッフのスキルやノウハウも育っていない可能性が高いと思います。

顧問税理士次第で会社は変わります。
税理士選び、くれぐれも妥協や我慢はなさらず、時間をかけ慎重にお選び下さい。
2021.01.13

父について

 数日前、実家の父が倒れました。脳梗塞です。

 父は板金職人です。
 昔からひどく口下手で短気で不器用で、古典的な九州男児と言ってもよいでしょう。
 まだ子どもだった僕にとって、父は怖い存在でした。
 不器用な父なりに良い父であろうとしてくれていたのであろうあれやこれやは今でも記憶の片隅にありますが、それを愛情と理解するには僕はまだ幼すぎました。

 娘が生まれて以降、娘を連れ実家へ帰るたび決まって「わしは真(僕のことです)を一度もだっこしたことがない」と口にします。
 顔こそ笑っていますが、後悔に近い某かの感情の存在に、父自身も気がついているのでしょう。

 しかし、幼い頃は畏怖の対象であった僕の中での父の存在は、歳をとるにつれ変わります。
 父の強さはいまや僕にとって憧れですらあります。

 そして、父が悔やむように、僕も、かつての自らの幼さを悔やむのです。

 とある漫画のワンシーンで「男の人にとって、父親に何かがあるって大変なことみたいよ」というセリフがあります。
 以前は、女の人だって大変でしょう、ぐらいに思っていましたが、今では少しだけ言わんとすることがわかります。

 今は少し大変かもしれませんが、きっとまたしばらくすると何事もなかったかのように戻ってくることでしょう。
 なにせ、僕が憧れるほど強い父なのですから。
 がんばれ。

2021年

2021.12.28

早いもので…

 当事務所、ひとまず本日が仕事納めになります(30日にちょこっとだけ働きますが)。
 2021年、当然うまくやれたこともあればそうでなかったこともあるのですが、総括すると上々だったかな、と。
 公私でいうと、【公】は良い御縁に恵まれました。毎月お会いするのが楽しい、現状素直にそう思えるクライアントばかりです。
 【私】はもちろん子が生まれたこと。生活が激変しましたね。毎日がにぎやかです。自分のために使える時間は大幅に減りましたが、妻の協力もあり毎日それなりに楽しくやれています。
 例年どおり来年の目標は来年考えますが、まずは家族ともども健康で。
 さらに少し欲張るのであれば良いお仕事、ワクワクするような案件に巡り会えれば嬉しいです。
 皆さまも、一年間お疲れさまでした。良いお年をお過ごしください。
2021.12.09

友だちできたね~

 もう先週のお話になりますが、仕事とは別日で、顧問先の会社さんへ妻と子を連れて遊びに行ってきました。
 社長のお孫さんが年子なのですが、下の子がうちの娘と同学年。
 ずっと遊びにおいでおいでと言われていたのですが、ついにご対面→
 お友だちできてよかったね!
 ママ同士も歳が近く、いろいろと情報交換もでき良い時間が過ごせたようです。

 今回お邪魔させていただいたクライアントさんは、僕が独立開業した直後、かなり初期よりのお付き合いで、僕にとっても思い入れのあるクライアントさんになります。
 毎月おうかがいすると仕事の話はもちろん、他愛もない世間話から互いの家庭の話、育児の悩み相談まで、仕事以外の話も同じぐらいたくさんしています。
 「仕事」という真剣勝負のその先に、こうした人と人としての少しぬくもりのある関係を築けたそんな時には、この仕事をしていてよかったと、心からそう思います。
2021.12.01

親としてどうありたいか──?

 いざ子を持つと、親として自身がどうあるべきかをふと考えてしまうことがあります。
 何しろパパとしてまだ生後半年に満たないため、今のところどうありたいか、の希望や想像でしかないのですが…

① 過不足ない愛情を注ぐ
② その愛情に結果や見返りを求めない
③ 自分たちがいなくなった後も一人で生きていけるようにする

 このあたりは外さずにいたいな、と考えています。
 ちなみに、同様に僕が考える“良い税理士”の条件とは、

① 目の前の損得のみではなく未来を考え、そこに導くことができる
② そこで働く従業員の家族の生活まで想像ができる
③ 次会う日を楽しみにしてもらえる

 正しいかどうかはわかりませんが、このあたりは僕自身の税理士としての行動指針であったりもします。
2021.11.24

最近のお気に入りは・・・はなかっぱ!?

 最近よく、5か月の娘と一緒にEテレを見ています。
 最初はグズる娘のあやしついでだったのですが、最近では僕のほうが楽しみで(いや、きっと娘も同じぐらい楽しみにしてくれているはず…)つい率先してEテレをつけてしまいます。
 一番のお気に入りは、はなかっぱ!
 名刺やホームページにはなかっぱのイラスト使いたいな、と思わずライセンス使用料を検索してしまうぐらい好きです笑
 みいつけた!やクックルンなんかもかわいくてつい見てしまいますね。
 子どもとは一切関係ありませんが、ソーイングビーは子どもも大人も楽しめるとてもいい番組なので、服やファッションに興味のある方は一度見てみてください。オススメです!
2021.11.18

ホームページ制作の舞台裏

 昨日はホームページに掲載する写真や動画の撮影に行ってきました。
 と言っても事務所のではなく、顧問先である会社さんのホームページ。きちんとプロの方をお呼びした本格的なもので、なんと僕も出演してきました!
 事前に、スーツではなくポロシャツなどラフな格好で…というリクエストがあったのですが、長袖のポロシャツを持ちあわせておらず、カットソーにニットジャケットという出で立ちで向かったのですが、どうもリアクションがあやしい。
 『ちょっとジャケット脱いでみましょうか?』
 OKです!と脱いだ瞬間、『やっぱり着ましょう』
 あれ???
 しかしノートやペンなどの小道具を装備するとそれっぽくなったらしく、撮影はスタート。
 僕と社員さんのトークシーンではリアリティを追求するべく、声は入らないにもかかわらず実際にアドリブで話をしながら撮影。
 社員さんがなぜか僕の顔を見ながら爆笑していてNGかなと思ったのですが、それがかえって楽しそうでよかったらしく、一発OK!
 そんなこんなで撮影は万事順調に進み、予定通り定刻内に終わりました。
 なんか文化祭みたいで楽しかったですね、と僕と社長。
 慣れない演者をやり疲れましたが、とても楽しい1日でした!
2021.11.16

犬派か猫派か

 “カレーと肉じゃが、どちらが好きですか?”
 仮にそう問われたらば間髪入れず『両方好きです』と答えるのと同様(?)、僕は犬も猫も大好きです。
 実家には現在猫1匹がいますが、その前には犬がいました。
 両方とも僕が家の近所で拾った子で、名前は猫がペコ、犬がミーといいます。
 ペコは、小さい頃いつもお腹を空かせていたから、ペコ。
 ミーは、小さい頃お腹が空くとミーミー鳴いていたから、ミー。
 お二方とも食いしん坊なのです。
 今もたまに無性にペコに会いたくなり、ふらりと実家へ戻ってみたり。
 犬派か猫派か?
 犬も猫も尊い。無益な争いはよそうじゃないか。
2021.11.12

個人事業主が陥りやすいワナ

 成長や発展よりも“節税”に意識が行き過ぎてしまった結果、キャッシュのインとアウトのバランスが崩壊し手元にお金が残らない。
 コスト過多での赤字申告なので事業融資も通らず、また所得もないためプライベートでの住宅ローンや車のローンも組めなくなり、公私ともに身動きが取れない。
 税と学習を嫌い、元国勢調査官の方などが書かれたキャッチーな本やインターネットで入手した眉唾ものの情報を鵜呑みにし、それを速やかに実行に移してしまう型の個人事業主に多く見られる状態です。
 これは、手元にお金と利益を残す事業運営の大切さを丁寧にコーチングしてこなかった我々税理士の責任でもあるのでは、と考えています。
 僕たち私たち世代の税理士の腕の見せどころですね。
2021.11.10

“エラー&フォロー”で人と組織は育つ

 ひとつのミスに際し、人前で当人を怒鳴りとばすという行為は、怒鳴る側の支配欲を満たすにはこれ以上ない好機ですが、残念ながらそれでは人は一向に育ちません。組織に対する心からの愛着や忠誠心も芽吹くことはないでしょう。
 普段から自然と周囲がフォローしやすい環境や相互の関係を構築していくことで、フォローする側もされる側も、ひいては組織全体が、エラーのたびに貴重な学習の機会を得ることができます。
 “組織”という表現をあえて用いたのは、家族だって、組織です。
 チームメイトである妻が、子が、何かミスをおかしたとき(例えばお皿割ったとか、ウ○チ漏らしたとか!笑)、自分に何ができるか、今何をするべきか。子が生まれて以来、日々あえて強く意識をしていることです。
2021.11.9

“甘える”というコミュニケーション

 今週末、初めて実家に娘を預け夫婦ふたりきりでお出かけしようと思っています。
 これまでは諸事情ありあまりこういった形でこちらの実家を頼ることはなかったのですが、元々母は人から頼られることに喜びを感じる性分。きっと良い親孝行にもなるのでしょう。
 仕事でも、客先で『~飲みますか?食べますか?』と聞かれることがよくあります。
 旧来のビジネスマナーとしては『気を使わないでください』が模範解答なのかもしれませんが、僕は喜んでいただくことにしています(もちろんこちらからお願いしたりはしません笑)。
 正しいかどうかはわかりませんが、“ご厚意に甘える”という形のコミュニケーションを、僕は以前より大切にしています。
 一緒にお茶を飲みながらする日常的な雑談の中で育つ類の親しみや相互理解がある、そう考えています。
2021.11.5

“かわいい”は免罪符

 娘を見ていると、時折うらやましく思うときがあります。
 腹が減っては泣き、眠たくなっては泣き、寂しくては泣き…あの無尽蔵の無邪気さは本当にすごい。
 しかし、あれはかわいい(それもとんでもなく)赤ちゃんだから許されることで、僕が道端でお腹すいたよーと泣いてても、ただ気持ちが悪いだけです。誰も僕に食料など与えてはくれないでしょう。
 かわいいって、素晴らしい。
2021.11.3

税理士にとっての“仕入れ”

 僕たち士業にとって“仕入れ”とは、知識のインプットほかなりません。
 そして幸か不幸か、知識は目に見えません。
 つまり、仕入れをしなくても、あたかもそこに商品があるかのように販売ができてしまうのです。
 これは非常にこわいことです。
 多忙な日々に忙殺され研鑽を怠っていると、いつだって足元をすくわれかねない。
 ただし、仕入れが過ぎても在庫不良にならない点は、この仕事の良いところですね。
2021.11.1

きっかけなんて

 娘がまもなく生後5か月となるのですが、その日をきっかけに妻と離乳食を始めてみようと話しています。
 そして僕は、11月に入るのをきっかけにこんなコーナーを始めてみることにしました。
 開業当初しばらくはブログをやっていましたが、あれはあくまで独立開業日記のようなもので、独立後ちょうど2年が過ぎ役目は終えただろうという判断です。お疲れさま。
 気が向いたときに気が向いただけ記してみます。
 さて、どうなることやら。